ヨガを始めるきっかけになった本

大学で美術を専攻していたあきこさんは、「仏教用語の基礎知識」を読んだことがきっかけで、

大学院で仏教とインド哲学を学ぶことになり、それがヨガを始めることにつながった。

 

「絵の世界は、見る人によって評価が異なります。真実はどこにあるのだろうと悩んでいた時期に、京都のお寺を巡って心を落ち着けようと思ったんです。仏教のことを知っておこうとこの本を読みました。ただ仏教の用語を解説している本ですが、読み終わった後、なぜかはらはらと涙が出てきたんです。今まで悩んでいたことが、取れていくように感じました。」

 

その後、本格的にヨガを始め、インドのアシュラムやヨーガ大学でも学んだ。

帰国後は、ヨガ的に暮らすことを常に考えていたという。

 

「私が考えるヨーガの目的は、自由で平和で幸せにいること。

それに反しない生活が、ヨーガ的に暮らすということだと思います。

自分のまわりにあるもので、見た時に心が乱れるようなものはヨーガ的ではないでしょう。

本を選ぶ時も同じです。見た目が光に満ちている、手にした時に心地よいと感じられる本は、

サットヴァ(純質)な本だと思います。

ヨーガを実践していると、自然とそういったものを選べるようになるのではないでしょうか。」

 

◆「さとりくん」五味太郎

仏教の奥深い世界のことが含まれた絵本。

ヨーガも仏教も、最終的には悟りをめざすもの。

この本を読んで「さとりくん」を目指そうと思いました。

本を開くといつも肩の荷が下りるような、ゆったりとした気持ちにしてくれます。

 

◆「FRANCESCO フランチェスコ」はらだたけひで

フランチェスコは、中世イタリアのアッシジに実在した聖人です。

この本は絵を見ているだけでも心が洗われます。

詩的な文章も素敵です。

日常に流されてつい忘れがちなことを思い出させてくれます。

 

◆「プレインアンドシンプル アーミッシュと私」スー・ベンダー

芸術家で、地位もお金もある女性が、キリスト教の一派、アーミッシュの暮らしを知ることで、

自分は何者であるか、そして豊かに生きることの本当の意味を見出します。

簡素にして、シンプルな生き方を知れる一冊です。

 

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